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連載第15回 江南中学校 吹奏楽部へ行ってきました!

「鬼の居ぬ間に洗濯」??

意味↑
(怖い人や気兼ねする人のいない間に、
 思う存分くつろぐこと。)

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本日は、江南中学校 吹奏楽部の取材です。

顧問の徳増先生は出張が長引き、
本日の部活動には間に合いそうもありません。

でも、
すでに練習はパートごとに教室を分けて始まっており、
あちらこちらから音が聞こえてきました。

先生がいないとは思えないまじめな雰囲気です。(本当)


<バスクラリネットの魅力を教えてください。>

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「音の丸さかな。」
そう答えてくれたのは、古賀さんです。

吹いてもらうと、その音は、
低くまろやかに響きました。
小回りの利くような軽快な音では決してないのですが、
奥行きのあるいい音です。

「今吹いた音は、楽器の音はしているのですが、
 この子(楽器)のもつ本当の音色では、まだないんです。
 プロの演奏するCDを聴いたりすると、
 本当はもっときれいな音色が出せるということが
 とてもよくわかります。」

十分きれいな音が出ていると内心思いながら、
さらに聞いてみました。

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本間 「この音を色に例えると?」
古賀 「う〜ん。水を多く含んだような薄い赤。
     それってピンクかなあ。」
本間 「季節に例えると?」
古賀 「夏と冬はない。どちらかというと春。」
本間 「花に例えると?大輪の花か、小さな花か、派手な色の花か・・?」
古賀 「たんぽぽかな。
     オーケストラの中では目立つ楽器ではないのだけど、
     良さはいっぱい持っているんです!!」

変な質問にもちゃんとついてきてくれました。(笑)


<小編成オーケストラ>

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メトロノームを中心に半円形になり、
全員で曲を奏でていました。

ひとしきり吹き終えると、
パートリーダーから順番に
「3小節目はもう少しフォルテで」 とか、
「強弱をもっとつけて」 とか、
「テンポが遅いところがあった」 とか、
より良くなるための指摘をし合います。


トロンボーン

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ホルン

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チューバ

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<サックスとは・・>

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生徒 「吹き方はリコーダーに似ているのだけど、
     まあ、リコーダーをごつくして
     ボタンを多くしたという感じかな。」
本間 「サックスのどういうところが好き?」
生徒 「見た目かっこいいし、音色もいい。
     それから吹く姿がサマになるし、
     JAZZでも活躍するし、メジャーだし。 
     楽器でこれだけそろうのはサックスしかないでしょ!」

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少し圧倒されながら(笑)サックスの魅力を存分に語ってもらいました。


クラリネット

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フルート

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<パーカッション>

パーカッションという楽器があるのではなく、
打楽器のことを総じて、そのように呼ぶのだそうです。

ティンパニー

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スネアドラム(小太鼓)

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ちょうど織田さんが後輩に教えているところでした。

せっかくなので、私(本間)も憧れの「ロール」を教えてもらうことに。

「ドロロロロロロロロロロロ………………」

いともたやすく演奏する
その「ロール」の速さを目の当たりにし、
もしかして、織田さんってすごい人かも・・・
と尊敬のまなざしを向けてしまいました。

そして、
これがバスドラム(大太鼓)です。

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なんといっても、音の大きさは迫力があります。

「パーカッションの中で
 バスドラムが一番好き♥」
という織田さんに聞きました。

本間 「そんなに好きなの?」
織田 「はい。もう、これしかないって感じです♥」
本間 「どういうところが?」
織田 「曲の場面場面を華やかにしていくのがバスドラムだし、
     テンポとか、雰囲気を締める役割もあるから、
     指揮の次に重要だと思っています。
     本当に魅力にあふれているんです♥」

そこまで入れ込んでいる織田さんなら出来るだろうと、
またしても無理なお願いをしてみました。(笑)

本間 「静かな波の感じをやってみてくれる?」
本間 「嵐の感じだとどう?」
本間 「じゃあ、白雪姫が毒リンゴを食べて倒れたところは?」

とめどもなく続く変なお願いに最後まで答えてくれました。

「言葉のイメージ」 を
「音のイメージ」 に変換して再生されたその音は、
私(本間)の期待をはるかに超えた出来栄えで、
情景が目の前に迫ってくるような気持ちになりました。


26名いる部員の中に男子生徒も数人いました。

「音楽が好きなので勉強よりは続けられるって感じです。」

あくまでも自然体な話しっぷりに、
好感を覚えずにはいられない本間でした。(笑)


<部長の水野さん>

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笑顔の優しい水野部長に聞きました。

本間 「吹奏楽部で26人って少ないほうだと思うけど、どう?」
水野 「大人数のダイナミックさはないけれど、
     一人ひとりの持っている楽器の個性を生かせるので楽しいですよ。」
本間 「楽器の個性ってどういう意味?」
水野 「音色や音楽センスのことです。
     テンポが少しずれても、
     気持ちや心をこめることを大切にしたほうがいいと思うんです。」


そんな話をしているうちにミーティングの時間になり

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連絡事項に入ります。


出張から戻られた顧問の徳増先生に聞きました。

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「吹奏楽の魅力は、
 大勢のエネルギーの大きさを肌で感じることだと思います。
 大勢が自分の都合をつけて練習をしてきて、
 実際に演奏するその瞬間は、
 皆が同じ方向を向き、同じ曲に向かっている。
 精神的な充実感は中学1年生の彼らも感じているようです。」

本日は見ることは出来ませんでしたが、
全体練習(ハーモニー)には
今日見せてもらったみんなの想いが
いっぱい詰まっていそうです。

                               取材 本間

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「ガンバレ!部活動」は、浜松地区の中学生のみなさんが、部活動で活躍する様子を紹介するサイトです。

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