連載第２２回　岡崎中水泳部（男子）を取材！

• 水泳
• 2010年12月16日

平成２２年１１月２５日（木）、
平成２２年度静岡県中学校総合体育大会
水泳総合の部（男子）で優勝を飾った
湖西市立岡崎中学校を取材しました！

岡崎中学校は湖西市岡崎の自然豊かな地域にあります。
同校は平成２０年に新設された新しい学校！
校舎もグラウンドも清掃が行き届いていてとてもきれいでした。
この日も緊張しながらの訪問となりました・・・。

岡崎中はもともと湖西市太田にある湖西中学校から
分離・独立した学校ですが学区も広く、
徒歩で３０分ほどかけて登校してくる生徒さんもいるそうです。

この日応対していただいたのは水泳部顧問の森島先生と
男子水泳部の３年生部員３名です。

３年生は夏の総体をもって引退し、
現在は１年生と２年生が日々練習に励んでいます。

多くの部員の皆さんが小学生から水泳を続けていて、
皆さん、
「練習はもちろんきついけれど、泳ぐことはとても好きです。」
とのこと！
それが今回の静岡県中学校総合体育大会水泳男子の部での
優勝にもつながっているのだと感じました。

練習についてお伺いすると
学校のプールが使えるのは５月から１０月までとのこと。
当然この時期にはシーズンオフだろうと思いきや、
１０月以降は湖西市のアメニティープラザの温水プールで
練習しているそうです！

寒い中練習をする場合は合間にお湯につかり、
体を温めながら練習。
部員の皆さんの中には、お湯につかると水に入れなくなると、
自分にムチを打って頑張る部員もいるそうです。

練習時間は時期にもよりますが、
夏場は授業が終わった午後４時〜７時くらいまで。
森島先生は、
「水泳は一日でも休むと体がなまってしまうので、
できるだけ毎日水と親しみ、水に入り泳ぐことが大事ですね。」
と教えてくれました。

私が中学生の頃、
友人が所属していた水泳部では
冬の練習は専ら体力づくりでした。
グラウンドを走ったり、筋トレをしたり・・・。

それを考えると現在の岡崎中学校は
実践を重視した練習方法を行っているのだと感じます！
これも強さの秘訣なのでしょうか。

部員さんに
「３年間の思い出は?」
と聞くと、
「練習はとっても厳しかったけれど、部活の『仲間』がたくさんできました。
近くの他の学校との合同練習などで、他校にも友達ができてとてもよかったです。」
と目を輝かせて答えてくれました。

私も中学校時代はバスケットボール部に所属していて、
当時の仲間とは今でも交流があります。
どちらかといえば個人競技中心の水泳でも
仲間の存在がとても大きいことを感じました！

とはいえ、いざ試合となれば、
自分ひとりで相手と対峙しなければならないので、
「自分との闘いという部分もあるのではないですか?」
と先生におききしたところ、
やはりそういう面はあるようで、
「中学生なので、まだ精神的にこれからというところもあるので、
そのあたりは指導する側が力になってあげていますね。」
とのことでした。

そして、仲間と切確琢磨して、お互いに高めあうことで結果を出す！
それで良い流れにつながっていること、とても感心しました。

かけがえのない水泳部での3年間。
素晴らしい結果を残したこと、
そしてこれからも一生の友となる『仲間』との『ガンバリ』は
きっと皆さんのこれからの『糧（かて）』になると思います。

私自身も、
部活の仲間とともにやり遂げた厳しい練習を思い出せば
少しくらいの辛い出来事は乗り越えてくることができました。
皆さんもそんな『水泳』と『仲間』を得ることができ、
本当によかったと思います。

取材を終えてから、
『はましんfor your smile賞の賞状』が
他の活躍の賞状とともに廊下に飾ってあるのを見つけ
とても感激しました。
大切にしてくださってありがとうございます！

帰りに、水泳部の活躍の舞台となった
『プール』を見せてもらいました。

今はシーズンではないので静まり返っていますが、
今にも飛び込む音、応援する声、
先生の指導の声が聞こえてきそう・・・。

部員さんはじめ、
皆さんとても気持ちよく迎えていただき
本当にありがとうございました。
来年度のご活躍も期待しています!

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取材：吉田博美