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連載第2回 北浜東部中 陸上部に行ってきました!
- 陸上競技
- 2007年09月13日
9月11日校門をくぐり、入り口を探していると、壁一面を埋め尽くしたおびただしい数のリュックが目に入ってきました。
その日は体育祭で行う長縄の練習日ということで、下校の支度をした生徒たちが運動場に集合し、リュックをまとめていた為、と後でわかりました。またこの日は3年生が卒業アルバムの写真を撮る日でもあり、今回取材の陸上部も3年生が全員大会時と同じユニフォームを着用してくれていました。
静岡県中学校総合体育大会陸上男子総合の部で準優勝を果たしたツワモノ揃いです。
陸上部に入った理由はなに?と質問すると、
・ 小学校からやっていたから
・ 自分の兄弟がやっていておもしろそうだと思ったから
・ 球技以外の運動部というと陸上部しかなかったから
・ やせたいから
・ 友達の影響で
・ 走るのが好きだったし自信があったから
・ ほかに入るのがなかった!から
といろいろ答えてくれました。どんなインタビューにも真摯に答えてくれる姿勢にはとても好感がもてました。
<中学生の中で一番足の速い男>
それはこの陸上部になくてはならない部長の小栗良太君です。小栗君は8月23日宮城県で行われた全国中学校総合体育大会で陸上競技男子400mを50秒10で走り優勝しているのです。スゴイ!!10月26,27,28日のジュニアオリンピックにも出場予定です。
でも実は小栗君、最初からすごかったわけではないようなのです。入部した1年生当時は陸上部の中でも足が速いほうという位で、ずっと下積み練習を続ける毎日だったそうです。ここ最近の伸びがすごく、あっという間に中学生1位をつかんだということでした。そんな小栗君はまだまだ記録更新中だということで、記録への挑戦は終わっていません。そんな先輩たちの努力する背中をみながら1,2年生達は
苦しい練習の先に
自分が一番でゴールのテープを切る瞬間をイメージしているのかもしれません。
顧問は河村先生で、メガネの下には生徒の心情を理解し、最優先したいという優しさがにじんでいました。
「全国大会出場可能レベルの生徒が毎年のように輩出できるのはこの土地柄のお陰です。」と先生は分析しています。目標への意識の高さと、のびのびと思ったように練習が出来る環境であることがその強さの秘訣なのかもしれません。毎日コツコツとひたすら練習を続けることは、“自分エッセンス”を集めて自分の心の容量を満たしていく過程であるような気がします。3年生の精悍な顔立ちをみていると、自分について多くを語らなくともスポーツマンの持つ独特なエネルギーが発せられているような気がします。その飾り気のないひたむきさが何か心に響いてくるのでした。最後に先生から皆さんへのメッセージをもらいました。
“みんなに言いたいのは、これからも変わらず陸上をずっと好きでいて欲しい。僕からはただそれだけです。” 取材 本間
次回は曳馬中学陸上部の予定です。
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