SDGs登録制度にご登録いただいている、株式会社オオタヤ・ミート様の取組みをご紹介いたします。
浜松市で食肉加工業を営む株式会社オオタヤ・ミート様は、創立50年を超える社歴の中で、事業を通じて「社会に役立つ事業価値」と「おいしい・うれしい」を追求しています。世の中の変化に柔軟に対応しながらお客様にマッチしたものを提供することで、価値の創生を行っています。
全てにおいて大切にしているのはコミュニケーションです。フードロスの課題に対しては地産地消の考えのもと、例えば春野地区でのジビエ、鹿肉について多くの方に知ってもらうべく取り組んでいます。ここでは第一次産業従事者との対話を大切にするなど、こうしたコミュニケーションにより "発展形"の価値が生まれてきます。
また、当社は「女性の輝ける職場」を目指しており、性別による思考の傾向にも配慮し、社員一人ひとりの特性を活かした適材適所の配置に注力しています。ここでもお互いが"発展形"を作るコミュニケーションが必要とされます。
人材育成に関しては、上司・部下の相互教育で仕事の本質をつかむこと、目的の理解、主体的に取り組むことなど、ベースとなる部分を改めて大切にしているのが特徴的です。具体的には、まず、言葉を大切にしています。互いを理解するためのツールである言葉の意味を正しく理解することで摩擦やストレスを減らし、コミュニケーションを円滑にしています。また、自身のクセを知ることにも努め、決めつけや思い込みをなくして前向きで主体的な言動をする訓練を行っています。このように、基本に立ち戻ることが思考停止を解き、感情のコントロールを可能にします。こうして人間力が高まることにより、建設的な職場環境が醸成され、企業活力や生産性が向上し、事業が発展していきます。
今回、社長様にお話を伺いましたが、相手を理解していく姿勢や人に対する考え方など非常に感銘を受けました。仕事に更に誇りを持って欲しいという社員の皆さまに対する思いや明るく生き生きとした職場の雰囲気が、美味しく安心な食材の提供につながっていることを感じました。
株式会社オオタヤ・ミート様、これからもパートナーシップでよろしくお願いいたします。