「ONE」
想いをひとつに

外装テラコッタルーバーなどにより生み出される「ムラ」のある環境づくりをテーマとした、「人」が主役の働き方・省CO₂の取り組みが、次世代オフィスの在り方を示す、先導的なリーディングプロジェクトと認められ、令和2年度サステナブル建築物等先導事業に採択されました。
旧本部棟の地下躯体の新築建物基礎への再利用や、内装フローリング床への接着剤の不使用など、建設時から将来解体時までを見据えた廃棄物・排出CO₂削減でカーボンニュートラルへの貢献も行っており、地球環境をより良くしていく「リジェネラティブ建築」を志向しています。

省エネルギーだけではなく、持続可能性やワーカーのウェルネスにも配慮された建築であることを客観的に評価するため、SDGｓ対応版のCASBEE-建築（建築環境総合性能評価システム）およびCASBEE-ウェルネスオフィスによる評価を行いました。本部棟においてどちらも最高ランクを達成しています。
CASBEEの静岡版においても高い評価を受け、令和5年度「静岡県くらし・環境部環境配慮建築物表彰」を受賞しました。

浜松いわた信用金庫の統括拠点として、災害などの緊急時にも被害を最小限に抑え、機能維持ができるように、BCP（業務継続計画）を行っています。

本部は免震構造、本店は耐震構造として大地震時を想定した構造グレードとなっています。インフラ面では、建物ごとに設置した非常用発電機と太陽光発電による電源の確保、緊急用汚水貯留槽や、井水による雑用水源の確保により、災害時のレジリエンスを強化しています。