独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド」への投資について

 浜松いわた信用金庫(理事長 御室 健一郎)は、このたび、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行するソーシャルボンド(以下「本債券」)に投資したことをお知らせします。
 「ソーシャルボンド」とは、社会課題の解決に資する事業の資金を調達するために発行される債券です。
 JICAは、開発途上地域等の経済・社会の開発、日本および国際経済社会の健全な発展のために、日本の政府開発援助(ODA)の一元的な実施機関として、開発途上国に対する協力を行っています。とりわけ、新型コロナウイルスの感染拡大が開発途上国にもたらした健康危機や経済的影響からの早期回復を支援し、パンデミックを経て一層浮き彫りとなった開発途上国の脆弱な保健医療システムや公衆衛生環境の改善支援の強化に取り組んでいます。
 本債券の発行により調達された資金は、JICAが開発途上地域等で実施する有償資金協力事業のうち、①新型コロナウイルスを含む感染症対策支援(保健医療システム整備、水・公衆衛生環境改善)、②新型コロナウイルスによる経済影響緩和支援(開発途上国の中小企業等に対する金融支援)に該当する事業に充当されます。また、これら事業は国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献するものです。
 当金庫は、今後もさまざまな取り組みを通じて、SDGsの達成に貢献できるよう努めてまいります。

本債券の概要

発行体:独立行政法人国際協力機構

年 限:20年

発行額:50億円

発行日:2020年12月25日

以上

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